2011年受賞作品

|受賞作品|審査員講評3次審査風景

積水ハウス賞(関東)

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「タテアナハウス」

芝浦工業大学

中村仁美、荒蒔千加良

[企業講評]
縄文時代住居であった竪穴式住居に注目し、そのシンプルな構造体を生かしつつ地熱利用や気流を取り込む仕掛け提案に注目しました。また、子供たちの遊び場としてのシーン提案は、キッズデザインを推進する当社にとって大変に共感するところです。子供たちにとって穴、祠と称するこもり空間は学術的にも魅力的な場所とされています。誰しも幼い頃、押し入れにこもり、森や公園のどこかにカクレガを造って遊んだ記憶があると思います、そんな原風景を想起させる作品でした。さらに巧妙に組み合わされるパネルが気流や地熱利用はもちろん、建物の本来の機能である雨露をも凌ぐ工夫と仕掛けが施されればより魅力的な「場」として高く評価する事が出来たと思います。


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